筋肉とスピードの関係
スポーツにおいては、大きな力を出すことと速いスピードを出すことはとても大切です。
しかし、この2つを両立させるのは、結構難しいことで、大抵は大きな力は出せるけどスピードが遅かったり、スピードはあるのだけれど力が弱いなんてことは往々にしてあります。
実は短時間で大きな力を発揮するのはとても難しく、力とスピードの間には逆の関係が存在しています。
わかりやすく言えば、握力計なのですが、最大の握力を量るとき、つまりこれ以上動かないというところに達するまでにどれくらいの時間がかかっていますか?
握ってすぐに最高点に到達する人って、いないんじゃないでしょうかね?
大抵の場合、握力計を握り込んでから2秒から5秒程度の時間がかかっているのではないでしょうか。
つまり、最大限の力を発揮するためにはスピード、つまり時間は必要で、あっという間に最高パワーなんて引き出せないのです。
また、重たいものを持ち上げるときには素早く持ち上げることはできませんよね。
どうしてもゆっくりとした動作となるでしょうし、逆に軽いものであれば、素早く持ち上げることができるでしょう。
つまり、筋力とスピードには逆の関係が成り立っているのです。
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